瓦屋根架台
製品導入
【パネルを設置するのは瓦そのものではない】
太陽光モジュールは屋根の上に設置されています。そのため瓦の上にパネルを置くイメージをされている方も多いでしょう。しかし太陽光モジュールは瓦に固定するわけではありません。
太陽光モジュールを固定するのは、瓦の下にある「垂木」と呼ばれる屋根の骨組み部分です。太陽光モジュールを設置する際は、基本的に屋根に穴を開け、その下にある垂木に支持金具を取り付けます。そのため瓦そのものに穴は開くものの、直接瓦に設置されるわけではありません。
「穴を開けると雨漏りがするのでは?」と心配する方もいるかと思いますが、しっかりした業者であれば、雨漏りがしないよう「コーキング」という作業をおこないます。コーキングとはコーキング剤と呼ばれる樹脂で、隙間を埋める作業のことです。ビスやピンの周囲など、雨漏りの可能性がある箇所すべてを埋めていきます。
垂木に穴を開けて設置する方法は「アンカー工法」と呼ばれ、太陽光モジュールを設置する方法の1つです。
【瓦そのものに設置する方法もある】
太陽光モジュールを設置するのは、瓦そのものに取り付ける方法もあります。正確には瓦そのものに取り付けるのではなく、瓦を直接太陽光モジュールが取り付けられる「支持瓦」に変更するという方法です。
支持瓦には太陽光モジュールを設置するための金具が取り付けられており、それをもともとあった瓦と取り替えて、瓦に直接太陽光モジュールを設置します。アンカー工法と違い、垂木や瓦に穴を開けることがないため、雨漏りの心配がありません。